診断士のスクールは数多くありますが、それだけに自分に合ったところをみつけるのは大変です。
本記事では、スクール選びの5つの要素を整理し、スタディングがどんな人に向いているかをまとめました。各項目で自分の考え方に近ければ、あなたに合っている可能性が高いといえるでしょう。
結論をいえば、スタディングは多忙な中でも向上心に溢れるビジネスパーソンやママさん、パパさん、失敗しないスクール選びをしたい人に向いているスクールといえます。
記事の特徴
どんな人に向いているか、5つの観点(時間、コスト、学習範囲、論述、セルフマネジメント)から紹介
具体的な口コミや調査に基づいた内容を記載
「正直こんな人には向いていない」という内容もぶっちゃけベースで紹介
ちなみに僕自身はLEC卒。一次試験は一発合格、二次試験は2回目で合格しました。
プロコン塾も複数卒業し、100人以上の診断士の知り合いがいます。
そんな僕の目から見て正直ベースに書いていますので、ぜひ最後まで見てくださいね!スタディングの口コミ記事も見たい人はコチラ。
Contents
あなたにあてはまる?スクール選びの5つのポイント
ここではスクール選びの基準として、時間、コスト、学習範囲、論述、セルフマネジメント、の項目を挙げています。
【時間】忙しい!スキマ時間も効率的に使いたい
スタディングは多忙な人に向いています。
実はスタディングは昔「通勤講座」と言う名前でした。その名の通り、ちょっとしたスキマ時間に勉強できるような工夫が盛り込まれています。例えば一つの講義動画が数分で見られますし、倍速再生もできます。
効率的に勉強できるように工夫された最たるものが「学習マップ」です。
見ての通り、学習マップは診断士試験に特化したマインドマップで、試験に必要な情報を効率的に勉強することができます。
スキマ時間を使って繰り返し見返すことで、ビジュアルで記憶することができます。ここに追加の知識を書き足していけば試験直前のファイナルペーパーとしても使えます。
診断士受験生の9割以上は働き盛りの世代です。
時間のないこの世代にとって、スキマ時間の活用に対するニーズはかなり高いです。
例えばこんな口コミ↓
診断士の勉強するまで勉強アナログ派だった(というか勉強してない笑)けど、
診断士一次試験でのスタディングが自分にはめちゃ合ってて、隙間時間でとても効率的に勉強させてもらった(綾部講師の聞きやすさのお陰もある)ので、
TOEICでもデジタル活用しつつがんばろうと思います👍— ap 診断士登録予定/副業ママ/財務 (@ap222020) October 31, 2020
机で1時間集中するよりも、意外とスキマ時間でインプットとアウトプットを繰り返す方が効率的に覚えられたりするんですよね。
その他、スマホで問題集に取り組むことができたり、電車やエレベーターの待ち時間など、ちょっとしたスキマ時間を有効活用することができます。
多忙なビジネスパーソンや、育児世代には嬉しい設計です。
実際の問題集などは公式サイトから無料で試すことができます。
【コスト】安さは大事!10万円以下で勉強したい
診断士試験にはどんなに少なくとも数万円がかかります。
ましてやストレート合格できるのは約4%。多年度受験を前提とすればコストは最重要な要素かもしれません。
その点、スタディングはかなりお得な料金設定と言えるでしょう。
なにせ一番安いコースであれば48,400円から。通学型のスクールが20万円ほどすると考えると破格です。
一番高いコンプリートコースでも69,300円です。このコースなら教育訓練給付制度まで使えちゃいます。
教育訓練給付制度とは?
一定の条件を満たすことで、支払った学費の20%が戻ってくる国の制度
つまり、69,300円×20%≒約14,000円も戻ってくるんです。
再受講の場合は17,600円〜受講することができるので、多年度受験生にも優しい料金設定になってますね。
この価格の安さもスタディングの特徴の一つとなります。
実際にどのくらいの費用がかかったのかの口コミもあります↓
結局、オプションとか付けて76000円ほど払ってスタディングの中小企業診断士の講座を受講することに決定。高いと言えば高いが、専門学校とか大学に入りなおしたりするのに比べたら一桁安いで。診断士ゼミナールの方がコスパがよさそうではあったが、ここはケチケチせずに行くで。
— タブー (@tabuu_dqx2) May 3, 2019
歳を重ねて収入が増えても、子供が大きくなったりすると可処分所得が思ったほど増えなかったりするんですよね。
そんな人にとって、オプションをつけても10万円しないで学べるスクールは家計的にかなり助かります。
また、ちょこちょこ期間限定の割引をやっています。
お得なチャンスを逃さないよう、気になる人は公式サイトを覗いてみましょう。
【学習範囲】めざせ合格点!そこそこで十分
学習の範囲も人によって考え方が分かれます。
「しっかり勉強して不安なく本番に備えたい」、あるいは「捨てるところは捨てて要領よく合格を目指したい」、などです。
スタディングは合格に必要な範囲に絞り、効率的に勉強をするスタイルです。
これにはSNS などでも賛否両論の意見が出ています。
例えばこんな感じ↓
一次試験まではスタディングのみで(2年かかったけど)やれましたね。
そのお気持ち分かります!— 小林大@中小企業診断士 (@1997Erimodandy) June 16, 2021
ここは意見が分かれますが、合格を目指すのであればある程度の割り切りは必要というのが僕の意見です。
内容を絞る代わりに、学んだことは確実に定着させるような工夫が施されています。
インプットの面では先ほどの「学習マップ」、アウトプットの面では「記憶フラッシュ」といった仕組みが織り込まれています。
チェックリスト(記憶フラッシュ)
講座の後半には、チェックテスト(記憶フラッシュ)が含まれています。ビデオ講座で聞いたことを、すぐにチェックテストで思い出すことで、自然にインプットとアウトプット学習ができるようになっています。 さらにビデオ講座の内容は、テキストにも記載されていますので、苦手な部分をテキストでじっくり学習することも可能です。(公式サイトより)
学習にはインプットとアウトプットのバランスが重要です。
でも、ついついインプットに偏りがちなんですよね。
講義の中でアウトプット学習の仕組みが織り込まれていることで、自然とバランス良い学習ができるのは嬉しい設計です。
【論述】得意!またはやればできるタイプ
スタディングの二次試験対策は薄めです。具体的には添削がありません。
そのため二次試験対策の観点からは、論述が得意な人向きと言えます。
二次試験を勉強していて必ずぶつかる壁が
という疑問です。論述型なので解答パターンが無限なんですよね。
自分の解答のどこが間違っているのかの判断は結構微妙で、慣れていない人には難しいです。
第三者に添削してもらうことで間違いに気付くことができ、次に活かすことができます。
その意味では、添削がないスタディングでは、僕のようなタイプは苦労するかもしれません。
逆に、論述型に慣れている人はサクサク勉強することができます。
僕の周りの合格者を見ていると、二次試験で苦労が少なかった人はこんな感じの人たちです。
二次試験が得意な人
- 国立大学や慶應大学の出身者(受験経験者)
- 他難関資格の保有者
- コンサルなどの一部職種
受験や資格対策で論述の訓練を積んだ経験のある人や、本業で論理的思考や分析を行っている人はあまり苦労せずに合格している傾向があります。
中にはこんな強者もいます↓
中小企業診断士の勉強は、全部スタディングでしました。他の予備校、テキストには一度も浮気せず、やり続けました
特に2次試験は、過去問しか解いてません
模擬試験も添削も一度もしてもらったことがありません思うに、鬼滅の刃同様、自分の型みたいなものを身体に染み込ませるのが大事なのかと。
— 外コンマン/中小企業診断士 (@seisouin_) December 28, 2020
ただ、外資系コンサルで働いている人のようですのでハイスペック人材ですね。
そんな話をすると、「スタディング受講したいけど、二次対策だけちょっと不安。。。」と思う人もいるかもしれません。
そんな人には「ふぞろいな合格答案」がオススメです。
ふぞろいな合格答案とは?
参考書なんですが合格者と不合格者の微妙な違いとか分析していて、これがかなり役に立つんですよね。
独学、あるいは添削サービスのない人には必須の参考書といえます。
ふぞろいを読むと二次試験の雰囲気がよくわかるので、まだ一次試験の人も一度見てみると良いでしょう。
【セルフマネジメント】まぁまぁ!計画的に動けるタイプ
診断士試験は長期戦です。合格には1000時間が必要と言われ、短くても1年、普通は2~3年かかります。僕も2年間勉強しました。
その間、モチベーションを保ちながら勉強を続ける必要があります。
スタディングは通信型のスクールなので、自分でモチベーションを管理しなければなりません。そのため、計画的に勉強できるタイプの人に向きといえます。
特に一次試験は科目も多いので計画的に進めていかないと、勉強が終わりません。
通信型のスクールはいつでもどこでも勉強できるメリットがある反面、通学型のような「行かなきゃ」というモチベーションが働きづらいです。
そのため総じてセルフマネジメント力が求められますが、スタディングはそんな人にも優しいフォローシステムがあります。
この口コミがわかりやすいです↓
今月からガッツリ勉強開始!
スタディングで中小企業診断士の講座始めた。
自分の学習時間が可視化されるところが良い!そして動画がとても説明分かりやすい🙄🙌
もちろん難しい😭けど、フリーランスの自分には
とても大事な勉強だと改めて思った☺ pic.twitter.com/spus4CoQj6— KYAN@VYONDクリエイター (@kyanVYOND) March 8, 2021
ビジュアル的にもみやすいフォローシステムです。
しかも、AIが学習プランまで作ってくれます。
通信型の弱点を補うシステムが整備されているのは「わかってるなー」という感じですね。
AI学習プランは公式サイトから無料で試すことができます。その他フォローシステムも分かりやく説明されているので、気になる人は見てみましょう。
効率的にお金と時間を使いたい人にオススメ!
スタディングはこんな人にオススメです。
こんな人にオススメ!
激務だけど向上心のある20~30代ビジネスパーソン
育児の合間でもスキルアップしたいママさん、パパさん
通信型スクールの中で、一番失敗しないスクールを選びたい人
一言でいえば、徹底的に効率を追求しているのがスタディングといえます。
「診断士には興味あるけど、20万円も出せない。。。」
「忙しい合間でも自己投資したい!」
といった人にはぴったりといえるでしょう。多忙なビジネスパーソンや育児世代のママさんパパさんには、実質的に独学かオンライン型しか選択肢が残されていません。
そんな人には、学習マップや記憶フラッシュといった工夫が盛り込まれており、効率的に学習できるスタディングが向いているといえます。
オンライン型スクールの限界もありますが、それを理解した上で積極的に対策を講じているスタディングには好感が持てますね。
もっとナマの口コミが知りたい!という人は口コミをまとめているこちらの記事もどうぞ。ネガティブなものも含め、具体的な口コミをまとめています。
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デメリットやオススメしない人は?
逆に、こんな人にはオススメしません。
オススメしない人
本番では一切の不安を感じないよう、できる限りの準備をしたい完璧主義な人
論述試験のトレーニングをしたことがなく、自信もない私大文系卒
夏休みの宿題はいつも最終日まで残してしまいがちな、ラストスパート型の人
スタディングに否定的な口コミの多くは学習範囲の狭さについてです。
要領よく合格を目指せるように設計されている反面、他社の模試や過去問に触れた時に知らない問題が出て不安になる口コミは散見されます。
そのため、本番を一切の不安なく迎えたい完璧主義な人にはオススメできません。
また、論述が苦手、あるいは全くトレーニングをしたこともないが独学が苦手、といった人にもあまりオススメできません。
上述の通り、二次試験対策において添削サービスがないため自分の解答に対するフィードバックが得られません。添削の有る無しで成長速度がだいぶ変わりますので、論述が苦手な人には向いていないといえるでしょう。
「ふぞろい」などで一定程度をカバーすることは可能ですが独学となるので、独学が苦手という人にも向いていないといえます。
また、オンライン型となりますので、誰かに見られていないとついサボってしまう、といった人も難しいでしょう。ただ、スタディングは学習フォローシステムがあるため、オンライン型の中では比較的モチベーション管理がしやすいスクールといえます。
ただ、上記の内容はオンライン型全般に共通していえることです。
上記に当てはまる人は、オンラインではなくLECなどの通学型があっているかもしれません。
そんな人にはこちらの記事をどうぞ。
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まとめ
ここまでの内容をまとめます。
本記事のまとめ
- スタディングは忙しい中でも効率的に勉強したい向上心ある人向け
- 具体的には多忙なビジネスパーソンやパパさんママさん、スクール選びに失敗したくない人に向いている。
- 効率的に勉強できるよう、学習マップや記憶フラッシュといった工夫が施されている
- モチベーション管理のため学習進捗フォローシステムなど、オンライン型の弱点を補う工夫もあり
一言でいえば、スタディングは効率的な学習を追求しているため、多忙な中でも成長したい人に向いているスクールといえます。
確かに診断士は受かってナンボ。
プロコン塾や実務従事、診断士同士のつながりなど、合格後にこそ成長のチャンスがたくさんあるんですよね。
多年度受験はお金も時間も神経も使いますし、なによりQOLが下がります。試験はサクッと受かって、資格をどう活かすかにお金や時間を投下したいものです。
そのためにも自分に合ったスクールで効率的な学習をして、最短合格を目指しましょう!
それでは!
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