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【唯一のコンサル国家資格】中小企業診断士とは?社会人におすすめ?

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中小企業診断士ってなに?社会人におすすめ?どうやったらなれるの?

社会人にオススメの資格として注目されている「中小企業診断士」ですが、あまりよく分からない、という人が多いのではないでしょうか。僕もそうでした。

この記事では、こんな悩みに対して以下の通り解説しています。

記事の内容

  • 中小企業診断士とは?業務内容や役割を解説
  • 中小企業診断士のなり方は?試験の概要を勉強時間や費用とともに解説
  • 社会人に中小企業診断士がおすすめな3つの理由を解説

記事の要点を図解します。

consultant_summary_national certification

この記事を書いている僕はこんな人です。

consultant_gomadan

僕は企業で働く中小企業診断士で、資格をフル活用しています。社外でもコンサルティングの実績は8社あり、サラリーマンのキャリアアップにおすすめできる資格だと断言できます。

中小企業診断士がちょっとでも気になっている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

中小企業診断士とは?

consultant_national certification

唯一のコンサル国家資格

中小企業診断士は、コンサルティングに関する唯一の国家資格です。

国家資格とは

法律によって資格試験そのものが定められている試験。医師や弁護士、公認会計士など。公的資格や民間資格に比べて、国家資格は一般的には試験の難易度が高く、そのため社会的な信用も高いとされる。

中小企業診断士は、「中小企業支援法」第11条に基づいて経済産業大臣により登録されます。著名人でいえば、元マッキンゼーの勝間和代氏なども保有していますね。

中小企業診断士協会が発行しているバッジもあり、「羅針盤」がモチーフとなっています。企業の方向性を示す中小企業診断士にピッタリのバッジですね。

業務内容・役割

中小企業診断士協会のサイトによれば、以下の通りです。

 「現状分析を踏まえた企業の成長戦略のアドバイス」が主な業務ですが、その知識と能力を活かして幅広く活躍しています。

 中小企業診断士は、まず企業の成長戦略の策定について専門的知識をもってアドバイスします。また、策定した成長戦略を実行するに当たって具体的な経営計画を立て、その実績やその後の経営環境の変化を踏まえた支援も行います。このため、中小企業診断士は、専門的知識の活用とともに、企業と行政、企業と金融機関等のパイプ役、中小企業への施策の適切な活用支援まで、幅広い活動に対応できるような知識や能力が求められています。

ちょっと分かりづらいかもしれないので、僕なりにまとめます。

中小企業診断士の役割

ヒト・モノ・カネ・時間といった経営資源が少ない中小企業の経営者のため、企業が抱える問題を可視化し、改善に向けて伴走すること

多くの社長さんは本業に忙しく、目の前のことに対応するので精一杯です。そんな社長さんにとって信頼できる社外のNo2として、会社を良くするために伴走するのが中小企業診断士の役割です

業務は大きく分けて以下の業務があります。

中小企業診断士の業務

  • 経営診断、戦略策定支援
  • 経営改善施策の実行支援
  • 補助金申請支援
  • 他士業・銀行など外部機関との連携支援
  • 研修・セミナー講師
  • 市場調査などの各種調査

社長さんが「なんとなく」感じている現状の問題点を可視化し、社長の想いや経営資源を踏まえ未来を示し、実現に向けてサポートをすることが仕事です。

そのためにお金が必要なのであれば銀行との交渉に同席したり、補助金申請を手伝ったりします。経営幹部や社員の教育が必要なのであれば、研修なども行います。

それぞれが専門分野を持っています。例えば、美容室業界が得意な診断士や、事業再生案件が得意な診断士もいます。

中小企業診断士になるには?

consultant_pass

登録までの流れ

国家資格ですので、国に登録する必要があります。一次試験、二次試験、口述試験、実務補習を経て登録となります。

受験資格

受験資格

特になし

受験資格はありません。学歴・職歴・年齢を問わずに誰でも受験することができます。

他の国家資格、例えば司法試験、税理士試験などは受験のために大学の学部単位や予備試験の合格といった条件があります。中小企業診断士試験は誰でもチャレンジすることができるのが一つの特徴です。

一次試験概要

一次試験は7科目があります。

1次試験科目

「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」

毎年夏に2日間にわたって実施されます(2021年は8月21日(土)-22日(日)※合格発表は9月21日(火))

一次試験の合格要件は以下の2つを満たすことが求められます。

合格要件

①全科目の合計得点が総点数の60%を超えていること

②1つでも40%以下の科目がないこと

科目合格の制度もあり、合格年度を含めて3年間有効なため、一度にすべてを合格する必要はありません。また、公認会計士や弁護士など一部の資格保有者に対しては、免除科目が設けられています。

だいたいの合格率は20%前後で推移しています。

<一次試験の合格者推移>

平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年
受験者数 13,186人 13,605人 14,343人 16,434人 14,691人
合格者数 3,426人 2,404人 3,106人 3,236人 4,444人
合格率 26.0% 17.7% 21.7% 21.7% 30.2%

二次試験概要

二次試験は、筆記と口述に分かれています。二次試験(筆記)は毎年秋に開催され、2021年は11月7日(日)に行われます。(※合格発表は2022年1月14日(金))。

科目は以下の通りです。

2次試験科目(筆記)

「組織・人事(事例Ⅰ)」「マーケティング・流通(事例Ⅱ)」「生産・技術(事例Ⅲ)」「財務・会計(事例Ⅳ)」

合格の要件は一次試験と同様です。

合格要件

①全科目の合計得点が総点数の60%を超えていること

②1つでも40%以下の科目がないこと

合格率は一次試験と同様、20%前後です。

 

二次を通過した人は口述試験があります。次回は2022年1月23日(日)に実施されます(合格発表は2022年2月2日(水))。

口述試験は筆記試験で出題された4事例からランダムで出されます。合格率は99%以上なので落とす試験ではなく、最低限のコミュニケーション能力の有無を測る位置づけです。

<二次試験の合格者推移>

平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年
受験者数 4,941人 4,394人 4,279人 4,978人 5,954人
合格者数(筆記) 944人 842人 830人 906人 1,091人
合格者数(口述) 944人 842人 828人 905人 1,088人
合格率 19.1% 19.2% 19.4% 18.8% 18.3%

合格に必要な勉強時間・費用

合格するための勉強時間は、約1000時間です。

勉強時間

合格までの勉強時間は約1000時間

平日に2時間、土日に5時間ずつやれば最短で1年で受かる計算です。

実際のところ、僕自身は2年間かかりました。周りは2~4年くらいが平均の印象ですが、中には7年くらい粘る猛者もいます。

合格までにかかる費用はだいたい10~30万円程です。

費用

合格までに係る費用は10~30万円。受験料3万円+予備校代

最低限必要な受験料として3万円がかかります。内訳は一次試験に1.3万円、二次試験に1.7万円です。

これに予備校などの勉強代が5~25万円ほどかかります。教室に通う通学コースだと20万円以上、オンラインで済ませる通信コースだと5万円程度から受講ができます。

その他に模試代などの雑費を含め、10~30万円程かかると思って下さい。ちなみに他の国家資格を調べてみたところ、公認会計士は50-70万円程度、税理士は20-70万円程度かかるようなので、これらと比べると意外と安価ですね。

実務補習概要

合格後は「実務補習」を経て登録に至ります

実務補習とは

実際の企業にチームを組んでコンサルティングを行うこと。期間は15日間で15万円。

実務補習ではプロコンサルタントの指導監督のもと、企業にヒアリングを行い、分析をしてレポート提出・発表を行う一連のコンサル業務を経験します。

実務実習は15日間コースと5日間×3日間コースの2つがあります。費用はおよそ15万円かかります。

ちょっと費用が高く感じるかもしれませんが、ちょっとした転職気分ですし、早くも中小企業診断士感を味わえ、非常に勉強になります。

僕の場合は飲食店、製造業(BtoB、BtoC)にて、業界も様々でした。また、抱えている悩みも事業再生から販路拡大、経営戦略策定まで幅広く、勉強できました。

中小企業診断士が社会人におすすめな3つの理由

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実際のところ、中小企業診断士資格は社会人にとっておすすめです。その理由は以下の通りです。

選択肢が増える

中小企業診断士を取ることでキャリアの選択肢が増えます。

例えば、中小企業診断士で幅広い知識と経験を積むことによって以下の選択肢が増えます。

選択肢の例

コンサル・事業会社に転職してキャリアアップする

社内で別の職場に異動して実務経験を積む

現在の職場で経営知識を活かして実績を上げる

診断士の資格・知識を活かして副業をして実績や収入の柱を作る

独立診断士として活動する

将来に不安を持つ社会人は多いと思いますが、それは選択肢が限られているからです。中小企業診断士は経営に特化した資格であり、経営の目線を持つことで社内外で活躍できるチャンスが生まれます。

働きながらとれる

働きながら合格が目指せることも中小企業診断士をおすすめする理由の一つです。

働きながらとれる

社会人経験が活かせる

1~2年での合格が目指せる

合格者の90%が社会人。働き盛りの30-40代が中心

そもそも経営とは全ての仕事に関わってくる部分です。そのため、どの仕事をしている人でも自分の知識が活かせることが特徴です。実務経験がある社会人は合格に有利に働きます。

また、勉強時間の目安が1,000時間となっています。頑張れば1-2年で取れることも働きながらとりやすい資格であるといえます。

実際に全体の合格者の内、学生などは10%に留まり、年齢層も30-40代の働き盛りが全体の70%程度を占めます。これは学生時代から受験に専念してようやく合格できる公認会計士や弁護士とは大きく異なる特徴です。これらの国家資格に比べて勉強費用も少なくて済むのも社会人には嬉しいですね。

AIに代替されづらい

AIの発展に伴い人間の仕事は奪われる、という話もあります。しかし野村総研の研究によれば、AIが中小企業診断士の代替となる可能性は極めて低い、という研究結果があります。

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(日経新聞2017/9/25記事より)

野村総研とオックスフォード大が2015年に発表した研究によれば、中小企業診断士の代替可能性はわずか0.2%と、各士業の中でもダントツで低いです。最難関資格である弁護士の代替可能性が1.4%、公認会計士が85.9%であることを考えると、中小企業診断士のいかに低いかが良く分かりますね。

これは日々変わる経営環境に対応するためや、「人」を動かすコミュニケーション能力が必要な診断士ならではでしょう。

まとめ

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ここまでの内容をまとめます。

本記事のまとめ

  • 中小企業診断士とは、コンサルティングの国家資格
  • 一次試験、二次試験に合格後、実務補習を経て登録
  • 勉強時間は1000時間、費用は10~30万円ほど
  • キャリアの選択肢も広がり、働きながらとれる社会人にオススメの資格

繰り返しとなりますが、中小企業診断士は僕の様な凡人でもキャリアアップできる、コスパのよい資格だと断言できます

現在の仕事や将来のキャリアに迷っていれば、目指してみることをオススメします!

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