こんな疑問に答えます。
民間からも国からもますます注目される中小企業診断士。本記事では、そんな中小企業診断士がいったいどんな資格なのかを簡単にまとめてみました。
本記事の内容は以下の通りです。
記事の内容
- 中小企業診断士は経営コンサルの唯一の国家資格
- 民間からも国からも注目度が高まっている
- 診断士の業務は診る、書く、話す
- 診断士を取得するメリットや年収
- AIに代替されず将来性も高い
- ローリスクでキャリアアップできる珍しい資格
この記事を書いている僕はこんな人です。
筆者略歴
- 現役の中小企業診断士
- 一次試験は一発合格、二次試験は2回目で合格(LEC卒)
- プロコン塾も複数卒業
それではさっそく行ってみましょう!
目次をポチっとすると目的の場所までとべます↓
Contents
唯一の経営コンサル国家資格
中小企業診断士は経営コンサルとして唯一の国家資格です。
中小企業支援法に基づいた国家資格(名称独占資格)
中小企業診断士は「中小企業支援法 第11条」に基づく国家資格です。
国家資格なので、「経営コンサルとして一定のレベル以上である」と経済産業大臣により認められ国に登録されます。そのため、資格を持ってなければ名乗れません。
社会人に人気がある
中小企業診断士は社会人からの人気が高い資格で、毎年2万人が受験しています。
経営に関連する幅広い知識を学ぶため、次のようなビジネスパーソンに人気があります。
資格取得を目指す人の例
- ビジネスの基礎力をつけて成長を加速させたい若手
- 既に実践している知識を体系的に整理したいベテラン
- セカンドキャリアとしてコンサルでの独立を考えるビジネスパーソン
また、各種人気ランキングでは必ずといっていいほど上位に入っています。各種経済誌はもちろんのこと、日経新聞なとでも以下のような特集があります。
全国には3万人弱の診断士がいる
現在、日本全国に3万人弱の診断士がいます。
ちなみに他の士業は以下の通り。
他の士業の人数
- 税理士:約8万人
- 行政書士:約5万人
- 弁護士:約4万人
- 社労士:約4万人
- 公認会計士:約3万人
- 中小企業診断士:約3万人
- 司法書士:約2万人
- 弁理士:約2万人
税理士や弁護士に比べれば少ないですが、「AIに代替されない」などの特徴もあり、注目度が高まりつつある資格です。
バッジのモチーフは「コンパス」
中小企業診断士にもバッジはあります。
モチーフは「コンパス」。羅針盤として企業の方向性を示し、導くという中小企業診断士にピッタリなモチーフですね。
こんな感じです↓
主な仕事の内容
中小企業診断士の仕事は、「診る」「書く」「話す」として大きく分類されます。
診る
具体的にはコンサル業務です。
顧問など長期契約することもあれば、特定のテーマに絞ってコンサルをすることもあります。
外資系コンサルタントとの違い
問題解決をしている点では基本的に同じですが、一番違うのはクライアントです。
外コンとかはいわゆる大企業が顧客となります。一方で中小企業診断士はその名の通り中小企業が中心です(実際は大企業と仕事をすることもありますが)。
ざっと思いつく違いを上げてみると以下の通りです。
外コンとの違い(例)
- クライアントや案件の規模が違う(外コンを起用できるのは大企業)
- より現場的で実務的(中小企業が求めるのはすぐできて効果的な施策)
- 事業部長や役員ではなく、社長と直接会話する機会が多い(規模の違い)
極端な話、僕の経験では「注文書のフォーマット変えましょう」とか「注文を受けてからのオペレーションを変えましょう」といった実務オペレーションの改善をしたここともありました。
一方で、僕が今までに一緒に働いた外コンの方は、戦略策定のお手伝いや分析をしてくれるのですが、実行面までは踏み込まない印象です。
補助金の申請業務
また、補助金の申請なども最近は増えています。時間がない社長に代わり、診断士のノウハウを活かし論理的で適切な申請書を作ることで、補助金の獲得を支援します。
企業内診断士の代表的な副業でもあります。
書く
具体的には執筆活動などです。
業界誌に投稿したり、著書を出版したりします。
書籍を出版することで信頼性や権威性が高まるので、別の仕事につながるチャンスも増えます。
ただ、おカネの面では、周りの話を聞く限り「まったく儲からない!」との声が多数です。
僕の周りでは執筆を主力としている診断士はいませんが、セルフブランディングのために機会を伺っている人は多いです。
話す
具体的には講演やセミナーです。実は講演やセミナーは診断士の主力事業の一つでもあります。
パターンとしては商工会議所や業界団体などが開催するセミナーで講師登壇したり、個別企業で研修講師として入るケースなど。
僕の周りでは研修会社に登録して仕事を紹介してもらう人が多いです。
実は大企業相手も多い
中小企業診断士という名前から、中小企業だけを支援していると思いがちですが、実はそうではありません。大企業とも仕事をするケースがあります。
一番多いのがセミナーや研修講師。僕の周りで聞くのは新人研修や管理職研修などの階層別研修です。他にもロジカルシンキング研修などを請け負ったという話もよく聞きます。
僕の周りでは研修に限らず、大企業にも普通にコンサルを行うスゴ腕先生もいます。
取得するメリット・デメリット
中小企業診断士を取得するとどんなメリット・デメリットがあるのか解説します。
メリット
診断士を取ると以下のようなメリットがあります。
メリット
- スキルアップできる
- キャリアの自由度が高まる
- 人脈が広がる
順に解説していきます。
スキルアップできる
試験勉強そのものも学びになりますが、合格後もプロコン塾や研究会など沢山の学びの機会が得られます。
大きな特徴は、なんといっても実務補習などの実践の機会があること。実際の企業にコンサルを行うことで本業では得られない経験ができます。
例えばこんな感じ
- 製造業の人事を本業にする企業内診断士が、サービス業の人事を担当する(業種ズラし)
- 金融機関で融資を本業にする企業内診断士が、行からの資金調達をサポートする(立場ズラし)
- 製造業のルート営業を本業にする企業内診断士が、製造業のマーケティングを担当する(職種ズラし)
もちろん、軸を変えずに本業のノウハウをそのまま活かすこともできますし、本業とは業種も職種も異なる担当をすることもできます。
この実務補習が真面目にやろうとすればするほど、とにかく大変なんですよね。
でもめちゃめちゃやりがいがあります!
実務補習をすると、「知ってる」と「できる」は違うということを痛感します。実践の場で気付かされることって本当に多く、診断士の醍醐味のひとつです。
キャリアの選択肢が広がる
中小企業診断士を取得すると、キャリアの選択肢が広がり、不安が少なくなります。
なぜなら、本業以外の業界や職種を体験することで視野が広がり、スキルも上がるからです。すると、キャリアの選択肢も増えます。
取得後のキャリアの例
- 独立してプロコンサルタントとして活躍
- 転職して年収アップ
- 部署異動してキャリア形成
- 今の部署で活躍して実績を積む
実務補習などは本業と異なる業界や職種を経験できるのでプチ転職そのものです。
それも遊びではなくちゃんとしたクライアント相手に実施できるのは中小企業診断士ならではの経験です。
人脈が広がる
中小企業診断士では、自分が普通に会社で働いていては出会えない人たちが多いです。
僕の実例
- 霞ヶ関官僚
- 総合商社、広告代理店、メガバンク、GAFAなど大企業の社員
- 弁護士や税理士などの士業
- 大学教授
- 同業他社
- 取引先の中の人
また、年齢や役職もまったく異なります。大企業の役員さんや部長さんが同期になることもザラです。
そういう人と利害関係なく知り合えるのは、社会人になってからは結構珍しいですよね。
中小企業診断士ならではの貴重な体験です。
デメリット
一方で、以下のようなデメリットもあります。
デメリット
- 取得にお時間がかかる
- 取得にお金がかかる
- 合格後有効期限がある(5年)
順に解説していきます。
取得に時間がかかる
診断士の資格を取るには、ざっくり1,000時間くらいかかります。
ストレートでの合格率は4%くらい。2年以上勉強するのがほとんどです。
相場は2~4年。僕の場合は2年で1,200時間くらいかかりました。
仕事や家庭で忙しい中、これだけの時間を捻出するのは大変です。
勉強時間の記事や効率的に勉強するための通信講座の比較記事も作成しましたので、詳細が知りたい人はどうぞ。
取得にお金がかかる
取得にお金もかかります。
複数年勉強することを考えると勉強代はバカになりません。特に通学は高いです。
最安で勉強するための記事も作成しましたので、よければどうぞ。
合格後有効期限がある(5年)
弁護士や税理士と異なり、有効期限があります。
5年間の間に理論更新研修を受講したり、実務従事ポイント取得したりする必要があります。
診断士を取っても役に立たない?
ちまたでは診断士を取っても役に立たないからやめとけ、という人もいるようです。
結論からいうと全くそんなことはないですが、解説します。
役に立たないという誤解
なぜ役に立たないと言われるのか、以下のような理由が考えられます。
役に立たないと言われる理由
- 資格取得=即独立してすごく稼げる、というわけではないから
- 知る人ぞ知る資格であり、取得しても転職に有利になるわけではないから
- 資格を取得しても会社から手当がでるわけではないから
こんな感じです。
ある面ではホントなのですが、限られた一面しか見えてないなーと思います。
というのは、実はこれって他の資格でも当てはまるんですよね。合格さえすればバラ色なんて資格はありません。弁護士だって年収が下がっている時代です。どう資格を活かすかが重要です。
実際はローリスクでキャリアが広がる稀有な資格
中小企業診断士の資格をうまく活用すれば、ローリスクでキャリアが広がるとても珍しい資格です。
「ローリスクで~」というのは次のような理由からです。
ローリスクでキャリアアップ
- 弁護士や会計士のように数年間勉強に専念せずとも、働きながら取得できる
- 他業界でのビジネスも経験できる
- 本業以外の職種も経験できる
- 他社の第一線で活躍する人とスキルを高め合える
- 年齢や職種、業界を超えた人脈、友人ができる
- 独立、転職、異動など選択肢が多く持てる
- 上記を安定した本業を持ちつつ、実現できる
こんな資格他にあるでしょうか?控えめにいってかなりお得でユニークな資格だと思います。
中小企業診断士の将来性は?
中小企業診断士の将来性は高いです。AIにも代替されず、国からの期待も高まる資格です。
AIに代替されない
中小企業診断士はAIに代替されない資格と言われています。
これは野村総研とオックスフォード大学の共同研究に基づきます。同研究では、公認会計士や税理士など多くの士業がAIにより代替される可能性が高いとされています。
しかし、中小企業診断士が代替される可能性はわずか0.2%。圧倒的に代替可能性が低いとの研究結果があります。
20170925日経新聞より
弁護士ですら1.4%なので診断士の強さが際立っていますね。
これは、「経営」という不定形で正解がないテーマを対象としていることが主な理由です。
国からの期待もますます高まる
中小企業診断士は国からもますます求められています。
例えば、令和2年 第14回財政諮問委員会でも中小企業診断士について言及されています。
内容をざっくりまとめると次の通りです。
言及の内容
- 経営人材の育成が非常に重要。そのためには人材の流動化と学び直しが必要
- その点、中小企業診断士は非常に意味のある資格
- 中堅・中小企業の経営を担うことのできる人材をより増やすため、診断士試験の制度も見直す必要がある
サントリーの新浪剛史議員の発言です。
学び直しの重要性やそのための補助にも触れられており読み応えがあります。興味がある方は一読してみると良いでしょう(7ページくらいのところです)
未合格でも履歴書に表記可能に
このような流れを受けて、2021年より二次試験に受かっていなくても履歴書に記載できるようになりました。
例えば次のような感じです。
- 第一次試験一部科目合格者:▲▲年度中小企業支援科目合格者(科目名)
- 第一次試験全科目合格者 :■■年度中小企業診断修得者
前述の新浪議員の指摘が影響したものと考えられます。
中小企業診断士資格の裾野を広げ、ビジネスパーソンの人材育成を促進したいという国の姿勢がうかがえます。
■参考:中小企業診断協会のサイト
中小企業診断士の年収は?
(公式サイトのデータより作成)
気になるのは中小企業診断士の年収。調べてみました。
独立診断士の年収は?
令和3年に中小企業診断協会が行った調査によれば、以下の通りです。※年間100日以上稼働している診断士を対象に売上高を調査
もっとも多い層は500~800万円
中小企業診断士の年収は500~800万円です。
売上高を調査したものなので、厳密には年収とは異なります。ただし、診断士はコストがほとんどかからないので、売上≒年収とみなせます。
全体の30%以上が1000万円以上
なんと全体の30%以上が1000万円以上稼いでいるとの回答です。
実際に僕の周りにも独立して1年目で1000万円稼いだ、という人もいます。
ベテランになりますが、3000万円以上稼いでいるという人も複数知っています。
かなりハードワークには思えますが、普通の会社では3000万円も稼げないので夢のある資格ですね。
企業内診断士の副業は?
副業をやる企業内診断士も多いです。
本業をもちながらだと顧問契約などはなかなか難しいですが、研修講師をやったり、執筆活動をする人が多いです。
1番多いのは補助金の申請です。昨今は事業再構築補助金のバブルがあったので、稼いでいる人も多いです。知り合いのツテなどで、外注として受けるケースが多いです。
例えば支給額の20%を成功報酬として払うといった取り決めもあります。補助金額が大きいと成功報酬で数十万円稼いでいる人もいました。
中小企業診断士になるには?
中小企業診断士になるためのもっとも一般的な方法は、一次試験と二次試験を合格することです。
試験概要
試験は大きくわけて一次試験と二次試験があります。
一次試験は毎年8月頃に行われる選択式の試験。7科目を2日かけて行います。
一次試験に合格すると、二次試験に進めます。二次試験はさらに筆記と口述にわかれます。
筆記試験は毎年11月頃に行われ、4科目を一日で行います。口述試験は年末または年始に行われますが、15分ほどの試験でほとんど全員が受かる形式的なものです。
試験概要についての記事を作成していますので、詳細を知りたい方はどうぞ。
難易度は?
難易度について解説します。
合格率は一次・二次それぞれ約20%
一次試験と二次試験の合格率はそれぞれ20%くらいです。
最近は診断士を増やそうという国の政策により一次試験の合格率が上昇傾向にあり、40%を超える年もあります。
受験する人の9割以上が本業を持つサラリーマンであり、働きながら合格できる資格です。
合格率なども試験概要の記事にまとめています。合格率推移のグラフを貼っておきますので、気になる方はどうぞ。
一次試験の合格率推移
二次試験の合格率推移
勉強方法は?
独学は可能ですが、早く安く合格したいなら通信講座がオススメです。
通信講座の比較記事を作ったので、自分に合ったスクールでコスパよく勉強したい人はどうぞ。独学についての記事も作成しています。
二次試験以外のルートもあり
実は診断士の登録には二次試験以外のルートもあります。
一次試験合格後、中小企業大学校などの養成課程を経ることで、二次試験をクリアせずに診断士登録をすることができます。
二次試験を突破しなくてすむメリットがある一方で、養成課程には百万円単位のコストがかかるため、一般の人にとっては現実的な手段ではありません。
合格までどのくらい時間がかかる?
合格までだいたいどのくらいの勉強時間がかかるのかをまとめました。
相場は1000時間くらい
診断士の合格に必要な勉強時間はだいたい1000時間くらいと言われています。
多くのスクールは夏から秋にかけて開校し、一年弱勉強して一次試験を迎えるイメージです。
勉強期間は2~4年
一次試験と二次試験の合格率はそれぞれ20%くらいです。単純計算でストレートでの合格率は4%くらいです。
そのため、多くの人は複数年での受験となります。勉強期間の相場としては2~4年くらいかけて合格するイメージです。
勉強時間についての記事をまとめていますので、気になる方はどうぞ。
僕の場合は2年で1200時間
僕の場合は2年で1200時間くらいかかりました。一次試験も二次試験もLECで勉強しています。
たまたま僕は一次試験に関連の深い簿記2級とビジネス実務法務検定2級を持っていたため、比較的有利でした。そのため、一次試験は無事に一発合格ができました。
でも、作文がめちゃめちゃ苦手なこともあり二次は撃沈。二年目はLECの二次専門コースに通い、添削も受けつつ徹底的に自分の弱点を潰し、なんとか合格することができました。
2年で合格できたのは比較的早い方だと思います。
二次試験でつまづく人も多いので、二次試験対策の記事を作成しました。作文が苦手な方はどうぞ。
どんな人がなってるのか
中小企業診断士はどんな人がなっているのか、まとめました。
半分はサラリーマン
実は中小企業診断士の半分はサラリーマンとして本業を持ちながら活動する「企業内診断士」です。
本業で安定した収入を得つつ、診断士活動を通じてスキルやキャリアアップをする人が多いです。
診断士活動を通じて、普段だったら絶対に知り合わない業界の人と知り合えます。
色々な業界の知見や生の情報を教えてもらえるのは刺激的で診断士の魅力の一つです。
受験者の年齢は30~40代が中心
受験者は若め
受験者の年齢は30~40代が中心です。ちょうど職場でのポジションもあがり、経営的な知識を必要とし始める世代です。
尚、合格率については20~30代が高く、若い世代が有利です。特に二次試験の合格率の差は顕著に表れているので、最短合格を目指すのであれば1日でも早く勉強を始めましょう。
年代別の記事で受験者や合格者の年齢別構成を分析しています。気になる方はどうぞ。
活動している人は40代以降が中心
なお、プロコン塾などで出会う診断士は40代以降が中心です。
僕のようなミドサーはかなり若い部類。20代はほとんど見かけません。
若いといろいろと教えてもらいやすいので、合格したら若いうちから積極的に活動するのがオススメです。
受験者の業種は様々
受験者の業種はかなりバラバラです。
ただ、強いていえば金融機関の関係者が多いです。僕の経験上、メガバンクというよりも地銀や政府系金融機関の人が多い印象です。
業種別の記事も作成しましたので、気になる方はどうぞ。
診断士がオススメな人、オススメしない人
オススメな人
こんな感じの人には、診断士はオススメです。
診断士がオススメな人
- 自分の成長を楽しめる人
- 新しい知識や経験を得るのが好きな人
- やりたいことの方向性も見えてないけど、何かしないとと焦ってる人
- 凡人だけど、何かスキルを身につけたい人
- スキルはあるけど、今の仕事で活かし方がピンと来てない人
- キャリアの選択肢を幅広く持ちたい人
- 将来独立も考えている人
- 経営に興味がある人
中小企業診断士は変化や成長したい人に向いている資格だと思います。
勉強会や勉強会やプロコン塾といったスキルアップの場もたくさんありますし、実務従事などの実践の場もたくさんあります。
各業界で活躍する企業内診断士もたくさんいますし、新しい人脈や新しい発見が多いです。
オススメしない人
逆にこんな感じの人には、診断士はオススメしません。
診断士をオススメしない人
- 資格の取得がゴールな人
- 自己研鑽や勉強は極力避けたい人
- 今の状況が心地よく、変える必要がない人
- 十分なスキルがあり、やりたいことの方向性も見えている人
- 資格にブランドを求める人
中小企業診断士資格の有効期限は5年間です。理論更新研修や実務従事ポイントの獲得など、まじめにやろうとするとけっこう大変です。
その分成長できるのですが、大変だと思ってしまう人はオススメできません。
まとめ
ここまでの内容をまとめます。
本記事のまとめ
- 経営コンサルの唯一の国家資格
- 民間からも国からも注目度が高まっている
- AIに代替されず将来性も高い
- ローリスクでキャリアアップできる珍しい資格
- ビジネススキルや人脈も広がる
- 成長したい人にオススメな資格
最後まで読んで頂きありがとうございました。
本サイトではローリスクでキャリアアップできる中小企業診断士についての情報を発信しています。
これからも中小企業診断士の魅力やスクール情報、資格の活用法などについて記事を更新していきます。
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それではまた!