- 実務補習って何?
- 普通のサラリーマンだけど自分にもできる?
- 働きながら受けられるの?そもそもどんな流れなの?
ほとんどの受験生は普通のサラリーマン。コンサルティングなんてしたことないですし、働きながら実務補習をこなせるのか不安ですよね。僕もそうでした。
でも、結論からいうと問題ありません。普通のサラリーマンでも働きながら実務補習を修了できます。
ただ、さすがになんの準備もせずに臨むと炎上しかねません。実際に僕も何の経験もなく実務補習に突入し、連日明け方まで作業に追い込まれた経験があります。
そこで本記事では、中小企業診断士として今までに実務補習を含め9社のコンサルティングを経験した僕が、実務補習の流れやポイントをまとめました。
本記事の信頼性は以下の通りです。
記事の信頼性
- 実際の中小企業診断士が執筆
- 実務補習(実務従事)は9社の経験あり
- リーダー経験もあり
この記事を読むことで、実務補習の具体的な流れがイメージでき、炎上しないように準備ができるようになります。
実務補習が不安な人はぜひ最後まで読んでみてください。
Contents
実務補習とは、学んだ知識を実践する場!
実務補習の概要について解説します。
内容・目的
実務補習とは中小企業診断士としての登録に必要なコンサルティングの実地研修です。二次試験の合格者は、3年以内に15日以上の実務補習(または実務従事)を受ける必要があります。これをしないと中小企業診断士としての登録ができません。
受講生が6名以下のグループとなって、指導員の監督のもと、実際に企業に対して経営の診断や助言を行います。
試験では学べなかった情報収集からプレゼンまで、一連のコンサルティング活動を経験することで、中小企業診断士としての下地を作ることを目的としています。
実施場所
実施場所は次の通りです。
実務補習の実施場所
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡
二次試験に引き続き、沖縄地区では実施がありませんので注意が必要です。
人によっては宿泊が必要となるかもしれません。
期間と費用
期間と費用については次の通りです。大体一社につき10日〜2週間程度の期間を見込みます。
5日間コースと15日間コースがある
実務補習のコースは5日間コースと15日間コースの2つ。5日間コースを3回、または15日間コースを1回受講する必要があります。
実際には2週間〜1ヶ月程度の期間を要する
スケジュールは若干注意しましょう。
「5日間」「15日間」には中日の自主活動は含みません。例えば、活動初日〜最終日まで、5日間コースの場合は10日程度、15日間コースの場合は1ヶ月強を要します。
具体的にみてみましょう。
活動期間の例
中日は自主活動(調査や分析、レポート作成)となります。流れは後程解説しますが、それなりに忙しくなりますので、仕事や家庭の調整は万全にしておきましょう。
それぞれの開催時期と費用
開催期間と費用は次の通りです。
開催時期 | 費用 | |
5日間コース | 2月、7月、8月(*1)、9月 | 60,000円/回(*2) |
15日間コース | 2月のみ | 178,000円/回 |
*1. 8月開催は東京・名古屋・大阪のみの実施
*2. テキストを持っている場合は 59,300円
年に3〜4回程度の受講のチャンスがあります。3年間のうちに15日間行う必要があるため、計画的に実施しましょう。
働きながらでも受けられる!
ほとんどの受験生は本業を持つサラリーマンです。働きながら実務補習を乗り切れるか、不安に思う人もいると思いますが、なんだかんだで大丈夫です。
基本は土日が中心
上記の実際のスケジュールで示した通り、基本的に時間を拘束されるのは土日が中心。
だいたい5日間/社のうち、土日が3日間、平日が2日間程度です。
多くの場合は初回と最終日が平日。これは経営者へのヒアリングと報告会が初回と最終日にあることが理由です。
業務の調整はある程度必要
ただし、業務の調整はある程度求められます。中小企業診断士として恥ずかしくないレポートを作成するため、特に慣れないうちは、やはり一定の時間をかけざるを得ません。
そのため、仕事や家庭との調整を図り、業務時間外はある程度診断士活動に注力できる環境を整えておく必要があります。具体的には、出張やプロジェクトを入れない、決算などで多忙になることが見えている場合は別の時期に実務補習に参加する、などの工夫をしましょう。
流れの概要
実務補習の流れを解説します。どれだけロケットスタートしてもしすぎることはありません。万全のスタートを切りましょう。
尚、曜日は場合によって変わることがあります。
始まるまで(初日の4〜5日前)
実務補習は準備から始まっています。
指導員から連絡
指導員からメールで実習先企業の概要、初日の集合時間・場所などの連絡があります。この時点ではあまり細かな情報は開示されません。
メンバー間で自己紹介をしたりしましょう。どんな人(勤務先・業界・業種・年齢)が同じチームになるのかをあらかじめ把握しておければ、スムーズな立ち上げができます。
可能な限りの事前調査をしよう
事前の準備でもできることは意外と多いです。例えばホームページで実習先を調べたり、競合調査を行なったり、業界のことを調べたり、など。
とにかく初日・2日目をスムーズに立ち上げることがカギです。できる限りの事前準備を済ませておきましょう。自分なりの初期仮説を立てておければ最高です。
1日目(金曜日)
しつこいですがロケットスタートがカギです。
指導員からの情報提供
初日には指導員から企業概要が展開されます。
大抵の場合、事前にすべての情報が開示されることはありません。守秘性の高い財務データは特に開示に慎重になりますので、初日に集まってから全てのデータを知ることができます。
まずはここで自分なりの仮説が合っているのかの検証作業を行いましょう。わからない情報は指導員にどんどん聞いてOKです。
この後に控えている経営者ヒアリングは時間が限られるので、無駄な時間を使わないよう、集められる情報は集めておきましょう。
初期仮説設定
指導員への質問や、事前の自分達の集めた情報を共有することで、ラフでも良いのでメンバーで初期仮説を持っておきましょう。経営者ヒアリングで効果的な情報収集、壁あてを行うことができます。
経営者ヒアリング(初期仮説検証と方向転換)
だいたい、初日に経営者ヒアリングが行われます。このヒアリングの機会は1度しかありません。大抵は時間が足りないので、効果的な情報収集ができるように準備しましょう。
役割分担は2次試験に準じる
初日のうちにメンバーで必要な役割分担を決めてしまいましょう。役割は二次試験の科目に準じます。例えば以下の感じです。
代表的な役割分担
経営戦略(リーダー)、人事組織、マーケティング、生産技術、IT/情報戦略、財務会計
実習先によって役割分担は変わりますが、僕の経験上、経営戦略(リーダー)と財務会計は全ての回でありました。
懇親会
コロナ禍でめっきり減ってきているとは思いますが、多くの場合は懇親会もあります。実習先が飲食店の場合は実地調査も兼ねてお店で行われることも。
しっかりとコミュニケーションをとって、メンバーで関係構築しましょう。
2日目(土曜日)
初日に引き続き重要な2日目の流れを解説します。ここで大きく方向性が定まります。
環境分析・方針決定
2日目のキモはこの分析と方針決定です。
事前調査・経営者ヒアリングなどで集めた情報を元に環境分析を行います。
外部環境分析ではPEST分析や3C分析、5force分析、内部環境分析はVRIO分析やバリューチェーン分析など、適したフレームワークを駆使して俯瞰しましょう。深掘りしすぎると時間がなくなるので、塩梅には工夫が必要です。
集めた情報をSWOTでまとめて、企業の抱える問題、対応すべき課題、具体的な打ち手を整理します。
翌日以降、メンバーが各担当パートの個別作業に専念できるよう全体の方向性を決めて2日目を終えましょう。
追加調査(必要に応じて)
場合によっては追加調査が必要です。
飲食店が実習先の場合、通行人の分析を行ったり、POSデータの分析などを行うことがあります。(こういう調査を行うことが喜ばれることも)
僕が飲食店で実習したときは、何歳くらいの人が何人くらいで来店して、どんなメニューを注文していたか、ということを観察したこともあります。
表記揺れルール決定
方針が決まったらあとは個別作業です。方針に沿って、報告書の担当パートを作っていきます。
ここで「表記揺れ」をまとめておく必要があります。表記揺れとは、例えば西暦を使うか、和暦を使うかなどです。
だいたいは協会から配布される実務補習テキストに記載がありますが、細かな点でズレる部分が多いため、ある程度事前に確認をしておくとスムーズです。
見出しルール決定
表記揺れと同様に見出しルールも認識を合わせておくと、3日目以降がスムーズです。こちらも実務補習テキストに記載があります。
自主学習(月曜〜金曜)
自分の担当パートを責任もって仕上げましょう事実上一番しんどいのがこの自主学習期間です。僕は徹夜になったこと数知れず。。。
途中、進捗確認も含めて全体の状況を確認する会を設けると3日目以降がスムーズに進みます。
3~4日目(土曜日、日曜日)
報告会を直前に控えた3〜4日目。2日までの方向性と自主学習期間での仕上がり具合によって地獄となるか天国となるか、分かれ始める時期です。
マージして清書する
各パートを統合して、報告書の清書版を作りましょう。ここで表記揺れや見出しルールにズレがあると、単純作業に貴重な時間を割いてしまいます。そのため、あらかじめルールを決めておきましょう。
早めにマージすることで、報告書に一貫性があるか、問題ないかがわかるので、早めにマージしておきましょう。
印刷、製本する
全体を通読して誤字脱字含めて問題なければ、提出用の報告書を製本しましょう。
初参加の報告書は自分用も製本しておくことをオススメします。僕もたまに読み返すと、当時の自分のレベルの低さに愕然しますが笑、初心を思い返すのにちょうど良いです。
提出用はキンコーズなどでしっかりと製本しますが、自分用に安く済ませたい場合は、ルーパーフラットがおすすめです。安価でそれなりの見た目に仕上がります。
5日目(月曜日)
いよいよ最終日は報告会です。これまでの頑張りを全力でぶつけましょう。
報告で気をつけること
基本的には報告書に沿ってプレゼンします。
ありがちな失敗が、「ダラダラと話し過ぎてしまうこと」です。社長に響かなくなってしまうので、簡潔に話しましょう。
簡潔に話すのが難しい人は、「しゃべることを絞る」というよりも、「しゃべらないことを決める」という意識を持つと内容を削りやすくなります。
報告会の落とし穴を避ける事前確認
プレゼンばかりに気を取られていると、思わぬ落とし穴にはまることがあります。
以下の点に注意しましょう。
実習先での投影手段
まずは投影手段です。資料を投影する場合にはどのようなプロジェクタを使うのか、モニタがあるのか、など事前に確認しておきましょう。
中小企業は設備が古い(またはない)ことが多くあります。HDMIで接続できると思いこんでいたら、D-subしか使えない、ということが実際にありました…。最後の最後で躓くとモチベーション落ちますので、よく確認しましょう。
実習先PCのUSB端子有無
実習先の投影手段が問題なくとも、当日自分のPCにトラブルが生じる可能性もあります。
そんな場合に備えて、念のため報告書を保存したUSBメモリを持参し、他のメンバーのPCを繋いで投影するようにしましょう。実習先がWi-Fiが接続できて、かつzoomも対応できるなら、資料だけ画面共有してプレゼンするのも一つです。(ただし、社長の目線が画面釘付けになる可能性あり、プレゼン効果は下がります)
延長コードを持参
投影しようとしたらパソコンの電源が切れそう、あるいは電源が届かない、というトラブルもあります。念の為延長コードを持参すると安心です。
報告会後
5日目には、その他 実績証明書の回収があります。診断士の登録のためには3年間で15日分の証明書を提示する必要がありますので、無くさないようにしましょう(再発行も可能です)
また、実務補習3回目の人は修了証書授与式があります。
最後に打ち上げを実施して終了です。よっぽど育成意欲の高い指導員でない限り、基本的に指導員からはフィードバックがもらえません。メールとかではニュアンスなども分かりづらいので、フィードバックが欲しい人は、打ち上げの場を積極的に設けましょう。
しっかりした心構えが必要
実務補習を受けるにあたり、僕が指導を受けた、あるいは気づいた基本的な心構えを下記します。
診断士の卵!価値ある提案を!
まだ正式には登録前とはいえ、必要な試験には合格している状態です。知識は一通り有しているという前提ですし、指導員がそのように紹介しているケースも多いです。
まもなく正式に診断士となる立場として価値ある提案ができるように全力を尽くしましょう。
やる気のない班やには、指導員がかなり細かく指示をしてきて負担が大きくなるといった話も耳にします。そうならないように頑張りましょう。
指導員の先生のお客様である
実習先は指導員の先生のクライアントです。失礼がないように注意しましょう。
たまに聞く悪い例が、経営者ヒアリングの場で助言を始める人がいる、というものです。
実習先が自分の本業と関連ある業界だったり、自分が本業で経験したことのある悩みを抱えていたりする場合に多いようです。でも、十分な情報収集をせずに助言をするのはリスクもありますし(たいていは的を外している)、指導員の顔を潰す可能性もあるので、控えましょう。
ある程度のきつさは覚悟する
価値のある提案をしようとすればするほど、時間も資源も足りない、ということに気づきます。これを少しでも埋めるためには、自分自身の活動の質と量を上げるしかありません。
その結果、必然的にきつくはなってしまう、ということをある程度は覚悟しましょう。
でも大丈夫です。診断士試験の方が間違いなく辛いですから。笑
やりがいもありますし、「診断士やってるな〜!」という高揚感もあるので、必ず乗り切れます。
よくある質問
よくある質問をまとめました。
実務補習に10日間コースはある?
10日間コースの設定はありません。5日間コースなら3回、15日間コースなら1回のいずれかを選ぶ必要があります。
5日間コースと15日間コースは何が違う?
5日間コースは1社ごとに指導員もメンバーも変わりますが、15日間コースは同じ指導員・メンバーで3社を診断します。
15日間コースのメリットはチームワークが良くなり、コミュニケーションコストが下がること、一気に終わることですぐに登録できることが挙げられます。
デメリットは3社連続でやることで体力的に負担が大きいこと、指導員やメンバーとのウマが合わない場合には辛いこと、が挙げられます。
実務補習に落ちることはある?
基本的に実務補習に落ちることはありません。ただし、1日でも欠席があると終了が認められないため、仕事や家族、体調管理には万全を期しましょう。
実務補習の服装は?
実務補習の服装はスーツが推奨です。指導員から指定されることもありますが、スーツを着ていて失敗することはありませんので、なるべくスーツで行きましょう。
事前に準備しておくことは?
初日が始まる前に業界研究や、実習先・競合などをネットで調査しておくとスムーズです。
また、ファイル共有が頻繁に発生しますので、共有方法の確認や連絡方法、Web会議方法のやり方も事前に決めておくと良いでしょう。
持ち物は何が必要?
持ち物としては、PCや筆記用具など、通常の仕事道具があればひとまずは十分です。
あると便利なのは、電源の延長コードです。打ち合わせスペースには十分な電源が確保されていない場合も多いですし、電源位置が遠くて届かないこともよくあります。延長コード使います?と声がけすればチームで打ち解けやすくなりますし、1000円しないで買えるのでオススメです。
また、電波環境について、通常はスマホのテザリングで十分ですが、出先での通信が不安な人はポケットWi-Fiなどを契約しておくとよいかもしれません。
実務補習はどこでやるの?
公民館などの公共の施設でやることが多いです。指導員が自分のオフィスを持っている場合にはそこでやる場合もあります。いずれにしても指導員から指定があります。
その他、カラオケなどもいざという時には使いやすい場所です。
個人的には、関東や関西に多い「まねきねこ」は、wi-fiも飛んでますし電源もある(しかも安い!)のでかなり使いやすいです。
診断士用の名刺はいる?
診断士用の名刺は不要です。実務補習のタイミングでは登録前なので、診断士としての名刺は作れないですし、「中小企業診断士登録“予定“」といった名刺を作ってもあまり意味がありません。
僕の周りでは本業の会社の名刺で挨拶をしている人が多いので、問題なければ会社の名刺を使いましょう。(一部、会社の都合で業務以外には渡せない、という人もいます)
業界や指導員は選べる?
業界は選べません。3回の実務補習でなるべくバラバラな業界になるように配慮はされているようです。僕の場合は飲食店、中規模製造業、小規模製造業といった感じでした。
噂では本業と直接取引のない企業が実習先になるようです。これは僕も同じでした。
実習先と同様、指導員も選べません。
指導員の関与は?
場合によります。基本的にはメンバーの自主性を見守り、大外ししそうになったらコメントをくださる先生が多い、という印象です。ただし、中には箸の上げ下げまで指導してくる先生もいるようです。
指導員は選べませんので、これもご縁と思いましょう。事前に指導員の先生の名前をググっておくと、人となりが掴める場合があります。
担当分担できつい/楽なのはある?
ぶっちゃけ、あります。僕の経験上、きつい順に以下の通りです。
担当分担(大変な順)
マーケティング>生産技術>経営戦略>人事組織>IT>財務会計
簡単に言えば、「現場/実務に近い順に大変」です。
なぜなら、中小企業においては社長は圧倒的に現場を把握しています。
マーケティングは大変
その最たるものが「マーケティング=売上」です。
売上は商売の要です。どこにどう売れば良い、など我々よりも圧倒的に詳しい社長に対してプレゼンをするのはかなりハードルが高いです。
ただ、僕の経験上、社長は自社の客には詳しいですが、競合や自社自身には疎かったりします。特に自社の強みを客観的に把握している社長は意外と少ないです。
そこを実務補習の調査で補完してあげて、今後新しい戦略策定の材料を提供してあげると喜ばれることが多いです。具体的には、SWOTを把握した上で、新たなSTP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)を提案してあげるなどです。
財務分析は比較的楽?
逆に、財務会計は場合にもよりますが、通り一辺倒のことが多く負担は少なめです(数字の打ち込みとか作業的なものは多い)。ただし、財務会計は戦略策定の定量的な裏付けにもなるので、初期で作業を終了させる必要があります。定性的な検討を進めて、数字の裏付けがない…というチームも僕は経験しましたが、ロジックが弱くだいぶ苦しいので、最初期に作業は終わらせましょう。
財務分析が大変になるのは事業再生系の場合です。資金繰りは経営上の倒産に直結しますので、細心の注意を払って対応しましょう(事業再生案件が実習先に選ばれる可能性はかなり低いとは思いますが)
何歳くらいの人が多い?
実務補習に参加する人は、僕の感覚では40〜50代で6割、30代が3割、20代1割、60代1割、といった感覚で30代後半〜50代がほとんどです。
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どんな業界の人が多い?
業界はバラバラですが、金融機関が多い印象です。逆にベンチャーとかITなど若い企業は少ない印象です。民間のみならず、役所関係でお勤めの方も多く見かけます。
結構大企業の人も多く、普通に仕事していたら絶対に知り合わない!という会社や役職の方と同期になれるのは面白いです。
僕もGoogleの方と同じ班になり、驚きました。笑
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まとめ
本記事の内容をまとめます。
本記事のまとめ
- 実務補習は試験で学んだ知識を実際のコンサルティングを通じて身につける実地研修
- 5日間コースと15日間コースがあり、二次試験合格から3年以内に15日間受講する必要あり
- 働きながらでも受講できる!ただし多少キツくなる覚悟は必要
- しっかりとした準備をしておくことで負担が大きく減る
実務補習はいろいろな知識も学べ、人脈もできたりと、普段の仕事では決して得られない経験ができますし、この経験や人脈が本業にも活きてきます。
実務補習での学びを最大化するためにも、しっかりとした準備をして価値ある活動にできるようにしましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
本サイトでは中小企業診断士の合格から活用までを支援しています。
他にも役に立つ記事を用意していますのでよければ参考にしてくださいね!
それでは!